元興寺塔跡 ― Ruins of Gangoji pagoda ―

四季折々の花々が咲く ―Seasonal flowers bloom―

門前に『史跡 元興寺塔跡』の碑が立ち、民家に囲まれた小さな空間に仮堂と塔跡があります。元興寺は、現在の明日香村にあった日本最古の本格的仏教寺院・法興寺(飛鳥寺)が平城遷都のときに移設されたものです。
現在奈良町と呼ばれる広大なエリア全体が元興寺の境内でしたが、一揆や火災による消失のあと衰退し、現在は「極楽坊」「塔跡」「小塔院」の3つ別のお寺に分かれて残っています。後者の二つはそれぞれ東塔と西塔にあたりますが、小塔院にあったとされる高さ5.5mの室内型の五重塔は、現在「極楽坊」の収蔵庫に保管されていて、常時見学が可能です。
一方「塔跡」にあった五重塔は、江戸時代末期(1859年)に焼失するまでは、奈良の名所として知られ、伝承では72mですが、少なくとも興福寺の五重塔(約51m)をしのぐ高い塔であったことは間違いなさそうです。実際、現存する興福寺の五重塔も鎌倉時代に再建されるときは、この元興寺の五重塔を参考に奈良時代の技法で再現されたのだそうです。
同時に焼失した観音堂(仮堂)は再建されましたが、塔は再建されていません。塔跡には、ほんの150年ほど前まで巨大な塔が立っていたと言うだけあって、綺麗な状態で基壇と礎石が残っています。塔跡から出土した元興寺塔跡土壇出土品と、薬師如来立像(国宝)は、奈良国立博物館に寄託されています。
四季折々の花々が咲く、ならまちの隠れた名所のひとつです。特に散った桜の花びらが礎石に降り積もる時期は絶景です。

  • アジサイ
  • スイセン
  • サルスベリ
  • 元興寺塔跡

インフォメーション

元興寺塔跡で見られる主な花:
ナノハナ、ユリ、スイセン、チューリップ、タンポポ、シラン、ウメ、サクラ、ヤエザクラ、ツツジ、ハナショウブ、ボタン、シャガ、アジサイ、シモツケ、ハルシャギク、キキョウ、ヒマワリ、スイレン、サルスベリ、ダリア、ハギ、スイフヨウ、コスモスなど

店舗・施設名 元興寺塔跡
NAME Ruins of Gangoji pagoda
読み方 がんごうじとうあと
住所 〒630-8384 奈良県奈良市芝新屋町12
電話番号 0742-22-5218
アクセス ●近鉄奈良駅から徒歩約16分、元興寺極楽堂から徒歩約4分
住宅地に囲まれていますが、入口は西側の旧街道(上ツ道)沿いにあります。
駐車場 なし(近隣の有料駐車場をご利用ください)

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